これから賃貸物件で生活しようと考えている方のなかには「表札を出した方が良いのか」について悩んでいる方もいるでしょう。
近年では防犯意識の高まりから、表札を出さない方が増えているためです。
しかし、表札を出すことにはデメリットだけでなくメリットもあります。
この記事では、賃貸物件で表札を出すメリット・デメリットについて解説します。
賃貸物件で表札を出すメリット
賃貸物件で表札を出す最大のメリットは、ネットショッピングなどで配達員が迷わずに配達してくれることです。
たとえば、集合ポストが設置されている物件の場合、集合ポストに表札を出せば、誤配達や前の住人の郵便物が配達されることを防げます。
また、近所に住んでいる方に誰が住んでいるのかを認知してもらえるため、ご近所付き合いがやりやすくなることも表札を出すメリットの一つです。
インターネットショッピングなどを頻繁に利用する方などは、表札を出すことを検討してみてください。
賃貸物件で表札を出すデメリット
賃貸物件で表札を出す大きなデメリットは、個人情報が漏れることです。
表札は第三者が自由に確認できるため、不特定多数の人に個人情報が漏れてしまう可能性があります。
とくに女性の方はストーカーに住所が特定されてしまう可能性もあり、表札を出すことは防犯上のリスクにもなるでしょう。
ちなみに、表札を出す、出さないにもかからず、表札付近に見覚えのないマークや数字などがつけられた場合は、注意が必要です。
空き巣の標的にされている可能性があるためです。
たとえば、「M(女性)」や「赤(赤ちゃんがいる)」、「30(30代)」などの記載が挙げられます。
上記のようなマークがある場合は、空き巣に狙われている可能性があるため、見覚えのない数字や印を見つけたらすぐに消しておきましょう。
マークを消せば高い防犯意識を持っているのが空き巣に伝わり、犯罪に巻き込まれる可能性が低くなります。
賃貸物件で表札を出す際のおすすめの付け方
賃貸物件で表札の付け方には、いくつかの方法があります。
たとえば「接着剤・ビス・両面テープ・シール」の使用が挙げられます。
さまざまな方法のなかでも、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、取り外しが容易なうえにインターネットで簡単に手に入る「シールタイプの表札」がおすすめです。
また、表札にチェーンを通してドアに付けたフックに引っかける付け方も取り外しが可能なため、おすすめの方法になります。
一方で、一戸建ての賃貸物件の場合は引っ越しの際に取り外しが簡単にできる両面テープで付けられる木材やタイルガラスがおすすめです。
このように、賃貸物件の場合は引っ越しをする際に取り外す必要があるため、取り外しがしやすいタイプの表札を選ぶようにしましょう。
まとめ
賃貸物件で表札を出すことは、誤配達が起きにくいなどのメリットがあります。
一方で、個人情報が流失するなどの防犯上のデメリットもあるため、内容をよく理解しておくことが重要です。
この記事を参考に賃貸物件に住む際はメリット・デメリットを比較したうえで、表札を出すのかを検討してください。
私たち出前不動産は、多数の賃貸物件を取り扱っております。
お客様に最大限ご満足いただけるようサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓