万が一のときのために合鍵をつくっておきたいと考える方は少なくないでしょう。
しかし、賃貸物件の合鍵を作るときは注意しなければいけません。
なぜなら、賃貸物件は自分の持ち物ではないからです。
今回は、賃貸物件の合鍵をつくるときに知っておくべき注意点についてご紹介します。
賃貸物件の合鍵を作るときの注意点とは
実は、賃貸物件の合鍵を勝手に作ることは原則として認められていません。
なぜなら賃貸物件は自分が所有しているわけではないからです。
つまり賃貸物件の合鍵を作るということは、他人の家の複製鍵を作るのと同じなのです。
なかには鍵を落としたときのことを心配される方もいらっしゃいますが、そもそも入居時にはスペアキーを渡されます。
そのため、基本的には合鍵を作ることは認められていません。
ただし、どうしても必要な場合もあります。
近くに住む兄弟に持っておいてほしいという場合などです。
このような正当な理由があれば、管理会社や大家さんに相談することで合鍵の複製が認められることもあります。
合鍵がどうしても必要な場合は相談してから作成しましょう。
もちろん、作成した合鍵は退去時に返却する必要があります。
賃貸物件の合鍵はどこで作れるのか?
合鍵をどこで作ればいいのか分からない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここでは合鍵はどこで作れるのかをご紹介します。
合鍵はホームセンターや大型スーパー、他には靴修理を行うお店でも作ることができます。
合鍵の作成自体は簡単なものであれば5分程度で終わるのですが、一点だけ注意しておきたいことがあります。
それは合鍵を作るときはメーカ純正の元鍵を持っていくということです。
これはどこで作る場合も同じになります。
なぜなら、合鍵から合鍵を作るとわずかな誤差が生じるからです。
誤差があることで鍵穴を傷つけてしまうこともあるので、合鍵を作るときには必ずメーカー純正の元鍵を持っていきましょう。
賃貸物件で使われる鍵の種類と費用相場とは
賃貸物件で使われる主な鍵の種類は以下の3つです。
●ディスクシリンダー錠
●ディンプルシリンダー錠
●ピンタンブラー錠
ディスクシリンダー錠は多くの賃貸物件で使用されているタイプで、合鍵を作るときの費用相場は300円から800円程度となっています。
ディンプルシリンダー錠はディスクシリンダー錠よりも複雑な構造の鍵で、合鍵を作る時の費用相場は3,000円から5,000円程度です。
ピンタンブラー錠は片側だけがデコボコしているタイプの鍵で、合鍵の費用相場は1,000円程度とされています。
しかし、セキュリティ面に優れている特殊な鍵の場合は、費用が高くなる可能性があるので注意してください。
まとめ
賃貸物件の合鍵を作る場合には、知っておかなければいけない注意点があります。
それは賃貸物件の合鍵を作製することは基本的に認められていないということです。
入居時に渡されたスペアキーだけでは足りない場合には、勝手に合鍵を作らずに、まずは相談しましょう。
私たち出前不動産は、多数の賃貸物件を取り扱っております。
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